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病院建て替えに関し、ソーシャルローンを締結
2024/05/30
〜病院建て替えに関し、ソーシャルローンを締結〜
当院は、株式会社 横浜銀行(代表取締役頭取:片岡 達也)との間で、ローン・マーケット・アソシエーション(以下「LMA」(※))等が定めた「ソーシャルローン原則2023」に則した「ソーシャルローン」の融資契約を締結しました。
[病院建て替え]
当院病棟は1968年に本館、1998年に新館が竣工しており、特に本館の老朽化が進んでおります。今回の建替えにより、これまでどおり地域医療の提供を行っていきます。また同時に回復期病床について60床の増床を行います。これにより隣接する川崎南部医療圏を含めた後方機能の役割も担っていきます。
[ソーシャルローン]
ソーシャルローンとは、社会的課題の解決に資する事業に必要な資金を調達するために実行されるローンのことです。病院建て替えに関する資金調達を行うにあたり、当院は変形性含む膝関節症手術を全国で最も多くの治療を行っています。当疾患は加齢が主な原因と言われており、人口・高齢者が増加すると推計される横浜医療圏・川崎南部医療圏ともに、整形外科分野の医療需要も増加が見込まれています。当院はこの需要に対応し、2026年6月の完成後も地域医療に貢献してきます。
[外部評価]
当社は本ローンによる資金調達を行う前に、本フレームワークと「ソーシャルローン原則2023」および金融庁「ソーシャルボンドガイドライン」との適合性について、第三者評価機関である株式会社格付投資情報センターより、セカンドオピニオンを取得しております。
※ LMAは欧州、中東、アフリカのシンジケートローン市場の流動性、効率性、透明性を改善することを目的とした協会であり、60ヶ国以上に属する700以上の機関が加盟しています。
(参考)株式会社格付投資情報センターのウェブサイトをご参照ください。
格付投資情報センター
https://www.r-i.co.jp/rating/esg/socialfinance/index.html
(参考)金融機関のプレスリリースをご参照ください。